日本高校野球連盟が春夏の甲子園大会で選手の健康管理を目的として延長戦でのタイブレーク方式の導入を本格的に議論するため、全加盟校対象のアンケートを行うことが13日、分かった。結果を8月末までに集約し、導入するかどうか議論を進める。

 今春の選抜大会では、2回戦の広島新庄-桐生第一(群馬)が延長十五回引き分け再試合となり、当初の日程から2日順延したことで準々決勝翌日の休養日がなくなった。いずれかのチームが決勝まで勝ち上がると5連戦の過密日程となる可能性があったことから、日本高野連は対策を思案していた。