夏の甲子園に出場した広島工・宇佐美塁大(るいた)内野手(17)がプロ野球志望届を提出したことが10日、分かった。高校通算45本塁打を放った大砲は「将来はプロで活躍する選手になりたい」と語っていた。西武などパリーグを中心に関心を示している。147キロ右腕の広島国際学院・今井金太投手(18)も届けを提出し、公示された。

 145キロ右腕の盈進・谷中文哉投手(17)と、宇佐美と並ぶ大砲だった広島商・竹田徹司内野手(18)は志望届を提出せずに大学進学を予定している。谷中の評価は夏の大会期間中に急上昇し、地元・広島を含めて多くの球団が指名候補に挙げていた。