第85回記念選抜高校野球大会(22日開幕、甲子園)に出場する履正社(大阪)の4番・沖田勝俊主将(2年)が9日、練習試合・藤井学園寒川(香川)戦で先制打を含む2安打1打点と活躍した。沖田は、昨年センバツの1本を含む通算27本塁打。昨春の6番から4番に昇格して臨む今春は「昨年の自分に負けられない。大会で3個はホームランボールを残したい」と1大会3本塁打を目標に3年連続出場のチームをけん引する。この日は左側頭部に死球を受けたが「4番が内角を攻められるのは当たり前。そこを克服しないと」と自覚十分だった。