<高校野球春季四国大会:尽誠学園6-2済美>◇4日◇準決勝◇鳴門オロナミンC

 選抜大会で152キロをマークした済美(愛媛)安楽智大投手(2年)が、春季四国大会準決勝・尽誠学園(香川)戦に登板も2-6で敗れた。前日3日の高知戦に続く連投。0-2の5回1死三塁から登板し、三振を奪って2死三塁としたが中前に適時打。その回を投げ終え6回から右翼に回ったが、2-3の8回2死一、三塁で再登板した。右中間二塁打などで3点を失った。9回まで投げ終え、計2イニングで3安打5三振1四球。最速は144キロ。上甲正典監督(65)は「まだ球にキレがないから、打者にしっかり飛ばされていた。ただ大会で投げられたことは本人にとってよかったと思う」と語った。