<高校野球静岡大会:島田樟誠9-1浜松修学舎>◇15日◇1回戦◇島田球場

 評判の島田樟誠・礒道覚広投手(3年)が、浜松修学舎相手に7回を投げきり14奪三振。コールド勝ちに貢献した。2回戦は20日に行われる。

 礒道は威力のあるストレートに得意のスライダーを低めに集め、浜松修学舎打線から7回で14三振を奪った。1失点もエラーによるもので、危なげない投球だった。生駒基樹監督も「チームの中でも、もっともいい状態で大会に入ることができた。全体的によかったと思う」とホッとした表情だった。

 最速140キロを超えるストレートはプロ注目の存在だ。冬場には1日に50本のダッシュと300球の投げ込みを行うなど、地道な努力も重ねてきた。次の2回戦も突破すると、3回戦では静岡と対戦する可能性が高い。静岡には県屈指の右腕、水野匡貴投手がいる。礒道は「ストレートで勝負したい。負けたくないです」と意気込んだ。