今夏の甲子園で花巻東・千葉翔太外野手(3年)の“カット打法”が審判団から注意されたことを受け、岩手県高野連と同野球協会審判技術委員会は12日、2ストライクに追い込まれてから打者が明らかにファウルを狙った打撃をした場合は、スリーバント失敗でアウトとする、と確認した。「バントの定義」は高校野球特別規則に明記されており、各校にあらためて通達することはしないという。

 また、甲子園で四死球を受けた選手がガッツポーズをしていたことに関連し、こうした態度は慎むように徹底していくことを決定した。今日13日に開幕する秋季高校野球岩手県大会で、各試合前に出場校の責任教諭(部長)と主将に口頭で説明するという。