<センバツ高校野球:豊川4-3日本文理>◇22日◇1回戦

 豊川(愛知)は延長13回で日本文理(新潟)に勝利。“越後のゴジラ”こと日本文理・飯塚悟史投手(3年)は、184球で力尽きた。

 飯塚のバットから快音は聞かれなかった。昨夏以来の5番に座ったが豊川に徹底的に研究され、わずか1安打に抑えられた。エースとしての力投も実らなかった。先発し11三振を奪ったが、延長13回裏、2死二塁からスライダーを左中間に運ばれサヨナラ負け。飯塚は「悔しい。それだけです。気持ちの甘さだと思います」と肩を落とした。