<高校野球:MRT招待・前橋育英4-0日南学園>◇10日◇サンマリンスタジアム宮崎

 昨夏の甲子園優勝投手、ドラフト上位候補の前橋育英・高橋光成投手(3年)は、今春の宮崎王者日南学園と対戦し、6回5奪三振で無失点に抑えた。1月にバント練習中に右手親指の付け根を骨折し、春季大会は登板せずに初戦敗退した。この日は最速141キロをマーク。「コントロールは前より良くなってきた」と手応えを感じている。骨折のため、右手の握力は10キロほど落ちて約40キロになった。決め球フォークも「昨年より落ちてない」と課題に挙げるが、夏までに調整を続けていく。