マーリンズのイチロー外野手(41)が23日、衰え知らずの肉体作りの秘密について明かした。地元紙サウスフロリダ・サンセンチネル電子版のインタビューに答えたもので、毎日のルーティンについては、まず試合が終わるとグラブを油で磨き「翌日の準備は、そこから始まる」と切り出した。「それから帰宅し、妻が夕食の支度をしている間に翌日の試合に向けてマシンでトレーニングをする」とし、さらに「2人で食事をした後、再びマシンでトレーニング。その後、2時間かけてマッサージを受ける」と明かした。

 ナイター後の帰宅なら午後11時を過ぎることが多く、2ラウンドのトレーニングとマッサージを入念に行うとなれば、深夜2時をゆうに超えることになる。同電子版によると、自宅にあるマシンはピラティススタイルのエクササイズを行えるもので、マ軍本拠地にも同じものが設置されている。この設備でたっぷりと時間をかけ、毎日のトレーニングを欠かさないことが、イチローの安打を生み出していると紹介している。

 また、あと77本に迫る米3000安打については「それは目標ではない。次の試合の準備をし、次のヒットを打つことが目標」と話している。