マリナーズ岩隈久志投手(34)が5点の援護をもらいながら、今季ワースト7失点で今季最短KOされた。

 4回までは快調に飛ばしていたが、5回に歯車が狂い始めた。先頭ボートが左翼へ放ったハーフライナーの打球の処理に左翼手が手間取って二塁打に。1死から四球を与えた後、すぐに2死一、二塁としたが、ここから長短打あわせて5連打を浴びて一挙に7失点して77球で降板した。

 4回2/3を投げて7安打4奪三振1四球で7失点(自責7)。5勝3敗で防御率は4・29に跳ね上がった。

 岩隈は「今日はブルペンからコントロールがよくなかった。ゲームの中で修正しようと思ったんですけど、途中から修正が効かなくなってしまった。自分の投げた球が甘かった」と話した。