マリナーズ岩隈久志投手(34)が今季7勝目(3敗)を挙げた。6回1/3を投げて5安打3奪三振1四球で1失点(自責1)。防御率を4・03とした。

 この日は初回から球数少ない岩隈らしい投球を披露した。ストライクゾーンを広く使って打者のバランスを崩しながらアウトを重ね、6回1死までは二塁を踏ませたのは1度きりの快投だった。

 5回に味方打線から3点の援護を受けた後もペースを乱さなかったが、7回1死からバトラーにカウント1-1から3球目外角スプリットを右中間ソロ弾とされた。続く代打クリスプに左前打を許したところで、79球で降板した。

 岩隈は「(中7日の登板)うまく休みをもらいながら調整できたと思います。球速よりも切れを意識しながら投げた。ある程度低めに狙ったところに投げたり、バランスよく投げられていたので、自分のピッチングとしてはよかったです」と話した。