マーリンズのイチロー外野手(42)が「6番中堅」でスタメン出場し、4打数無安打だった。

 ドジャース前田との初対決では、空振り三振、三飛、遊飛。投手が交代した第4打席は、二ゴロに倒れた。打率は3割2分。逆転勝ちしたマーリンズは5連勝。

 試合後、ゴードンの出場停止処分が明らかになり、マーリンズの5連勝ムードが吹き飛んだ。「6番中堅」で出場したイチローも「(初対戦の)前田のこともコメントできないですねえ」と、ショックは隠せなかった。昨年の移籍以来、イチローとゴードンは「師弟」のような間柄。言葉を探そうとしても「すごいタイミングですね」と、つぶやくように言うしかない。クラブハウスの雰囲気について「そりゃ無言ですよ」。ムードメーカー離脱の衝撃を物語っていた。