巨人とヤンキースでプレーし現在ヤンキースのGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(42)が12日(日本時間13日)、ヤンキースタジアムで行われた第70回オールド・タイマーズ・デーのOB戦に出場し、特大2ランを放った。

 試合はOBが2チームに分かれて行われ、松井氏はボンバーズ・チームの「5番一塁」で出場。2回無死一塁の第1打席で99年に完全試合を達成しているデービット・コーン元投手(53)に対し、大きく外れたワンボール後の2球目を右翼側2階席にたたき込んだ。5回の第2打席でも右前打を放ち、2打数2安打2打点2得点と活躍し、レジェンドがそろう華やかなOB戦の主役となった。

 この日は松井氏の42回目の誕生日でもあり、OB紹介のセレモニーでは「ハッピー・バースデー」の曲も流された。メジャーでの現役時代、08年と09年にもバースデー・アーチを放っており、現役時代をほうふつとさせる一発で再び誕生日を祝った。

 松井氏は「現役時代もね、誕生日にホームランを打ったんで。その話はいつも出てたんで、デジャブでした」と話した。