米大リーグのワールドシリーズ(WS)を108年ぶりに制覇したカブスが4日、本拠地シカゴで優勝パレードを行った。地元メディアによると、公立学校が臨時休校となったこともあり、グラントパークなどには歴史的な場面を一目見ようと約500万人ものファンが訪れたという。

 ナ・リーグを制したカブスは71年ぶりにWSに出場。ア・リーグ覇者のインディアンスを4勝3敗で下した。就任2年目のマドン監督が「私たち全員にとって信じられない瞬間だ。我慢強くいてくれてありがとう」とスピーチすれば、WSで最優秀選手(MVP)に選ばれたゾブリスト内野手は「MVPはチーム全員で獲得したもの。シカゴはMVPの街だ」と語って拍手喝采を浴びた。

 ポストシーズンで出場選手登録から外れた川崎宗則内野手はパレードに参加していない。