カブスのメジャーキャンプに招待選手として参加していた川崎宗則内野手(35)が28日(日本時間29日)、カ軍とのマイナー契約を破棄し、新天地を探すことになった。

 昨季も、川崎とカ軍は開幕前に契約を解除し、すぐに再契約を結んだが、今回は移籍を含め、選択肢を拡大。マドン監督は「彼は好きな選手。再契約することを願っている」と残留を希望しているものの、川崎自身はよりプレー機会の多い球団を重視。「自分に合ったいいチームを探して、選択して、そこでプレーするように考えています」と他球団と交渉を進める考えだ。

 古巣ブルージェイズなどを有力候補に、開幕までに移籍先を探る見込み。「もうカブスの川崎ではありません。今は(鹿児島の実家の)川崎電気工事の川崎です。どこでも契約してくれるところでやります」。新たな職場を求めて再スタートを切ることになった。