ドジャース前田健太投手も今季初登板を白星で飾ることができなかった。

 1回、先頭の1番ジャンコウスキーをカウント0-2と追い込みながらも、4球続けて外して四球で出塁させると、1死から3番マイヤーズにポテンヒットを二塁後方に打たれ一、三塁のピンチとなった。ここで4番ソラーテにセンター返しの適時打を許し、続く5番シンフの三塁後方への飛球を遊撃手が背走してキャッチしたスキを突かれ、三塁走者がタッチアップから生還して2点目を奪われた。3回には2死から4番ソラーテにェンジアップをすくい上げられ、右中間スタンドの最前列へ飛び込むソロ本塁打を浴びた。5回2死一塁で打席が回ってきたところで代打を送られ、降板した。

 投球内容は5回75球を投げ、6安打3失点4三振2四球で、防御率は5・40。

 ドジャースは打線が沈黙して0-4で完封負けし、前田に今季初黒星が付いた。これで日本人先発投手全員が初登板で勝つ事が出来なかった。