ヤンキース田中将大投手が今季初の中4日登板となったホワイトソックス戦で7回1失点と好投し、2勝目(1敗)を挙げた。

 1回は2三振を奪う快調な立ち上がり。2回は先頭の4番アブレイユに左二塁打を浴び、続く5番A・ガルシアは四球で歩かせて無死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を内野ゴロに打ち取って無失点に切り抜けた。味方打線の援護で4-0とリードした4回、アブレイユに適時二塁打を打たれて1点を失ったが、6回の1死一、二塁をしのぐと、7回無死二塁のピンチも連続三振などで切り抜け、8-1と大量リードした7回でマウンドを降りた。

 田中は14日のカージナルス戦に続く2連勝で、投球内容は7回96球を投げ、6安打1失点2四球6三振。防御率は6・00。

 田中は「安定していなかったが、味方の好守に助けられて踏ん張れた。ストライク先行でいきたかったが、うまくいかなかった。テンポよく打たせる場面もあった。少しでもいい投球ができるよう、しっかりと準備したい」と話した。インタビュアーに勝敗を間違えて問われたが「2勝2敗みたいなもの」と笑わせ、余裕の対応を見せた。

 ヤンキースは9-1で勝った。