カブス上原浩治が敵地でのパイレーツ戦で3-4の8回に4番手で登板。1回を無安打無失点、2三振で封じた。

 味方が9回表に一挙6点を奪い逆転勝ち。上原に5月4日以来となる今季2勝目(3敗)がついた。11日以来と間隔が空いた上、先頭を失策で出したが3番ポランコ、4番フリースをいずれも140キロにも満たない86マイル(約138キロ)直球で空振り三振。5番ベルも二ゴロに封じた。上原の直球のスピンレート(毎分何回転するか示す値)は今季平均で2400回転を超す。これは今季最速の102・2マイル(約164キロ)を投げたケリー(レッドソックス)と同レベル。だから遅くても空振りが取れるのだ。