ヤンキース田中将大投手(28)がアスレチックス戦に登板し、今季2度目の2ケタ奪三振を記録するも4回5失点で7敗目(5勝)を喫した。

 1回にいきなり1番ジョイスに右中間への先頭弾を浴びたが、次打者から3者連続三振を奪い、立ち上がりは決して悪くなかった。だが2回1死無走者で6番ヒーリーに左翼側へソロ、4回にも再びヒーリーに先頭弾を浴び、今季4度目の3被弾以上。4回にはその後3連打されるなどで計3点を追加され、球数は84球だったが、そこで降板。4回を3本塁打を含む8安打、1四球、5失点(自責5)だった。被本塁打は今季21本となった。勝利はこれで、5月8日のレッズ戦を最後に挙げていない。

 田中は「打たれたボールは打たれるべくして打たれてるボールだし、特にヒーリーなんかの2ホーマーは彼の得意なゾーンにミスピッチがいってしまっているので。もちろん(ミスが)ないように投げますけど、何球か、ゲームの中で出てはしまいます。ミスの仕方ですよね。それを変えていかないと、ああいう風になってしまうと思うし。でも結果が出てないから、言い訳じみた感じにはなってしまいますけど」と話した。