ヤンキース田中将大投手(28)が17日、アスレチックス戦で今季4度目の3被弾以上を浴び7敗目(5勝)を喫した。

 1回は先頭ジョイスにいきなり初球の速球を本塁打され、6番ヒーリーには2回にスプリット、4回にはスライダーをいずれもソロで2発。3被弾を含む8安打、5失点で82球で4回降板となり「あんなフラフラなピッチングだったら球数関係なく、下げられてもしょうがない」と振り返った。前回登板で復調の兆しが見えた後に再び打ち込まれ、ジラルディ監督も落胆。ニューヨークのメディアからは「この状態の田中を5日に1度先発マウンドに送り続けるのは厳しくないか」と質問を受けたが、同監督は「復調に向けやっていくだけ。彼を信じている」と話した。次回は23日(日本時間24日)のレンジャーズ戦でダルビッシュとの投げ合いが濃厚で、正念場になる。(オークランド=水次祥子)