ヤンキース田中将大投手(28)が20日、次回登板となる23日(日本時間24日)のレンジャーズ戦に向け、ブルペンで投球練習を行った。

 ノーワインドアップからの投球を多めにし、セットポジションと合わせて33球を投げた。前回登板の17日アスレチックス戦では3被弾を含む8安打、5失点で7敗目(5勝)を喫し、苦しい状況が続く。そのためか投球練習前後には、ロスチャイルド投手コーチと入念に話し合い、1球1球慎重に状態を確認するように時間をかけて調整した。次回登板ではメジャーで初めてダルビッシュ有投手(30)と投げ合う予定で、同コーチは「これが、調子を戻すきっかけになることを願っている」と話した。