日米で活躍したロッテ井口資仁内野手が20日に今季限りでの現役引退を表明したことを受け、大リーグの日本選手も過去の対戦などを思い出し、懐かしんだ。

 ヤンキース田中将大投手は楽天時代の2009年から5シーズンにわたって対戦し、13年には日米通算2000安打となる本塁打を許している。「いろいろなことを警戒しながら投げた」と振り返り「(ホワイトソックス時代に)ワールドシリーズ優勝を二塁手で経験されている数少ない日本選手」と尊敬の念を示した。

 42歳で現役を続けるカブス上原浩治投手は井口より1学年下で「(引退は)いずれ来るもの」と語る。大学時代に日本代表で一緒にプレーしたのが一番の思い出だそうで「すごい選手だった」と褒めたたえた。