レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)がヤンキース戦で田中将大投手と投げ合い、互いに譲らない投手戦で勝敗は付かなかった。

 初回は先頭ガードナーに安打を許したものの、次打者から13人連続凡退と、終始安定していた。最後の7回には3者連続三振に切って取り、今季3度目の2ケタ奪三振をマーク。2安打、無四球、10三振で無失点で、右腕の張りが出たため大事を取り7回、88球で降板した。

 ダルビッシュは「意識しないようにしてましたし、イニングの間もベンチにいなかったですから、向こうのピッチングよく見てないですから、本当に意識せずに普通に投げましたけど、でもお互いにいいピッチングできたので、お互いが引き立て合ったというのがあったのかなと思いますけど」と話した。