ヤンキース田中将大投手(28)が、明日28日(日本時間29日午前9時10分開始予定)のホワイトソックス戦登板を翌日に控え、キャッチボールなどで調整を行った。

 ホワイトソックスとは今季2度目で、これまで4試合投げ3勝0敗、敵地ホワイトソックスの球場では2勝0敗、防御率0・63と相性がいい。

 田中は前回登板の23日レンジャーズ戦でダルビッシュ有投手(30)と投げ合い、勝敗は付かなかったものの8回を3安打、無失点、9三振と好投。5月8日のレッズ戦で5勝目を挙げた後、白星から遠ざかり、長く不調が続いていたが、ここ数試合は状態が上がっている。この日の練習中は、リラックスした表情で通常通りのメニューをこなした。

 田中は「(状態が上がっていることが)結果として出て、自分の中での手応えも感じて。これまでの中で比べたら、簡単な言葉でいえば、いい気分で次の登板を迎えるっていう部分はありました」とコメント。現在チームは16連戦中で今後中4日の登板が続くが「オールスターブレークも見えてきいて、そこで休めますから、疲れてきてももう少しでっていうところは、他の選手の感覚は分からないですけど、考え方としては(オールスターまでということが)あるのかな」と話した。