エンゼルスで79年にア・リーグMVPに輝いたドン・ベイラー氏が血液がんの一種、多発性骨髄腫で7日、死去した。68歳。

 大リーグ公式サイトが伝えた。主に外野手として70~88年にプレーし、79年はリーグトップの139打点を記録。93年からロッキーズの初代監督として指揮を執り、95年には地区シリーズ出場に導いてナ・リーグ最優秀監督に選ばれた。巨人で臨時コーチ、イチロー(マーリンズ)がいたマリナーズでも打撃コーチを務めている。