ドジャースのダルビッシュ有投手(30)が、トレード移籍後2連勝を飾った。ダイヤモンドバックス戦に先発し、5回5安打2失点2四球。自己最速タイとなる99マイル(約159キロ)の速球を主体に2戦連続で2桁10奪三振をマークし、今季通算8勝目(9敗)を挙げた。

 ▼前回登板の4日メッツ戦に続き10奪三振。ドジャースでの初登板から2試合連続2桁奪三振をマークした投手は、近代野球とされる1900年以降で2人目。1人目は54年のカール・スプーナー。

 ▼ダルビッシュの2試合連続2桁奪三振はレンジャーズ時代の14年5月9日レッドソックス戦(12個)同16日ブルージェイズ戦(11個)以来で、15年の右肘手術後は初めて。次回登板で日本人投手では95年野茂(ドジャース=4試合連続)以来となる3試合連続をマークできるか。