マーリンズ田沢純一投手が1回無安打無失点で2勝目(2敗)を挙げた。

 3-3と同点の8回表に4番手で登板。先頭のパーラを速球で三ゴロ、レイノルズをスライダーで遊ゴロ、ゴンザレスを高めの速球で空振り三振に仕留めた。チームはその直後にディートリッヒ、テリスの適時打で3点を奪って勝ち越し、最終回はジーグラーが無失点に切り抜けて6-3で勝利し、田沢が白星を手にした。防御率は4・79。

 田沢は「(前日のナショナルズ戦では本塁打を浴びて負け投手)昨日が昨日だったので、使ってもらって良かった。(1発は)気を付けていても打たれるときは打たれる。自分の出せる力を出そうと心掛けた。切り替えが大事です」と話した。

 イチローは6-3とリードした8回2死三塁で田沢の代打で出場し、スライダーを投ゴロに倒れた。守備には就かず退いた。打率は2割3分9厘。