レッドソックスの若手有望株、ラファエル・ディバース内野手(20)が、ベーブ・ルース以来となる記録を達成した。

 7月にデビューしたばかりのディバースは、この日の試合に「7番三塁」で出場。7回、右腕ウォーレンの速球を捉えると、打球は中堅奥のフェンスに直撃。ところが、跳ね返ったボールはフェンスより低いところにあるブルペン近くのスタンドに入った。グラウンドルールで本塁打と認められ、8号ソロとなった。

 ディバースは13日と前日のヤンキース戦でも1発を放っており、これで同カードは3戦連発。球団公式サイトによると、21歳未満の選手がヤンキース戦で3試合連続本塁打を記録したのは、1915年のベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来だという。ディバースは記録について「初耳だよ。どんな相手でも、同じようにプレーすることを心掛けるだけ」とコメントした。

 また、ESPN電子版によれば、デビューから20試合で8本塁打を放ったのは9人目。21歳未満では史上初だという。今季成績は20試合で打率3割6分4厘、8本塁打、16打点。