ドジャースのダルビッシュ有投手(31)が、先発投手としてはメジャー最速で通算1000奪三振を達成した。ロッキーズ戦の4回表、3番ゴンザレスを空振り三振に仕留め、この日6個目の三振をマーク。通算128試合、812回で大台に到達した。

 ◆最速1000奪三振 ダルビッシュの128試合での達成は、カブスなどで活躍したウッドより6試合も早い最速記録。そもそも150試合未満で成し遂げた投手がクレメンスやグッデン、野茂ら8人しかおらず、あのランディ・ジョンソンですら152試合かかっているだけに、意味のある数字だ。またダルビッシュの奪三振率(9回あたりの三振数)11・07は、通算750イニング以上投げている投手の中ではメジャー歴代1位(2位はジョンソンの10・61)。