オリオールズのウェリントン・カスティーヨ捕手(30)が、守備中にファウルチップを急所に受け途中交代した。

 1回裏2死満塁、カウント2-1から6番モンテロが振りにいったボールはバットをかすめ、カスティーヨの股間を直撃。ベース付近でうずくまり、しばらく立てずにいた。

 カスティーヨはその後プレーを続けたものの、2回の守備から交代。後に検査のため地元の病院に送られた。ショーウォルター監督は「苦しそうだったため大事をとった」と説明した。

 カスティーヨが不運に見舞われたのは今季2度目。5月30日のヤンキース戦で同様にファウルチップを受け、翌31日に睾丸(こうがん)の負傷で故障者リスト入りし、10日間離脱した。