ドジャース・ダルビッシュ有投手が７回無失点と好投し、自身の連敗を３で止めて８月１０日ダイヤモンドバックス戦以来、約１カ月ぶりの勝利を挙げ、９勝目（１２敗）をマークした。
１回、先頭のペンスに内野安打され、１死二塁のピンチを迎えたが、３番スパンの強烈な投手返しの打球を好捕。二塁走者を挟殺プレーでタッチアウトとし、二塁を狙った打者走者も二塁で刺して無失点で切り抜けると、２回に２死から安打を許したが、３回から６回まで４イニング連続で３者凡退に抑えた。８月４日のメッツ戦以来の７回のマウンドでは先頭の２番パーカーに左前打され無死一塁となったが、３番スパンを中飛に仕留め、４番ポージーは左飛。この時一塁走者が飛び出し、左翼ヘルナンデスの好送球に走者は戻れず併殺となってこの回も無失点で切り抜け、直後の攻撃で代打を送られて退いた。
| チーム | １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ＬＡＤ | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
| Ｓ Ｆ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
◆ダルビッシュは８回の打席で代打を送られ、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。投球内容は７回８７球を投げ、３安打無失点無四球５三振で、防御率は４・０８
- ７回、ポージーを左飛併殺に打ち取り、雄たけびを上げるダルビッシュ（共同）
【７回】ダルビッシュ 併殺で無失点
２番パーカー 内角のスライダーを右前打。無死一塁
３番スパン スライダーで中飛。１死一塁
４番ポージー 速球で左飛。一塁走者が飛び出し、左翼ヘルナンデスがランニングスローで一塁へ送球。走者は戻れず併殺で無失点。ここまで８７球
【６回】ダルビッシュ ４イニング連続３者凡退
８番トムリンソン カーブで左飛
代打ジョーンズ スライダーで空振り三振
１番ペンス 速球で右直。ここまで８２球
【５回】ダルビッシュ ３イニング連続３者凡退
※ドジャースはベリンジャーの２ランで追加点
５番クロフォード 甘い速球をジャストミートも一直
６番ハンドリー 高めの速球で右邪
７番サンドバル 外角高めの速球で空振り三振。ここまで７１球
【４回】ダルビッシュ ３者凡退
２番パーカー スライダーで右直
３番スパン 内角速球で二ゴロ
４番ポージー 内角速球で遊ゴロ。ここまで５９球
【３回】ダルビッシュ ３者凡退
８番トムリンソン 外角速球で二ゴロ
９番ムーア（投） スライダーで二ゴロ
１番ペンス スライダーで空振り三振。ここまで４５球
- ２回無死一塁で送りバントを決めるダルビッシュ（ＡＰ）
【２回】ダルビッシュ ２死から安打も無失点
４番ポージー 内角速球で一邪
５番クロフォード 外角スライダーで空振り三振
６番ハンドリー 外角カットボールを右前打。２死一塁
７番サンドバル 外角速球で空振り三振。ここまで２８球
- ジャイアンツ戦に先発し、力投するダルビッシュ（ロイター）
【１回】ダルビッシュ 自らの好守備でピンチ脱出
※ドジャースはベリンジャーらの適時打で２点先制
１番ペンス 内角速球をセンター返し。二塁手が飛びついてキャッチしたが送球できず二安。無死一塁
２番パーカー カーブを二ゴロ。二塁へは送球できず。１死二塁
３番スパン スライダーを強烈な投手返しの打球。これをダルビッシュがナイスキャッチし、飛び出した二塁走者を二三塁間に挟んでタッチアウト。二塁を狙った打者走者も二塁で刺し、併殺でピンチ脱出。ここまで１２球
- １回、スパンの投ゴロを捕球するダルビッシュ（共同）
