ヤンキース田中将大投手が日本投手で最速となる日米通算150勝を達成した。7回を投げ8安打2失点で今季12勝目(11敗)を挙げた。

 1回表の立ち上がり。わずか7球で3人で片付けるとその裏、味方打線がいきなり6点を奪うビッグイニング。4回表にスクープに左翼へソロ本塁打されたがその裏、ジャッジが3ラン。6回表にマンシーニにソロ本塁打を浴びたがその裏再びジャッジが3ランを放つなど打線の援護にも恵まれた。

 田中は楽天で99勝。米国で51勝目を挙げ150勝に到達した。この日が日米通算で278試合目の登板だった。

 田中は「ボール自体はそこそこよかった。味方の大量援護が非常に大きかった。今日はスライダーがベストピッチでした」と試合を振り返った。

 150勝については「プロ野球選手になったとき、150は遠く感じたが、ここに来られたのは1つ1つの積み重ね。ここまでこれてすごい良かった。自分に携わってくれた皆さんのおかげ。感謝したい」と話した。