米大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが、今季終了後にメジャーに挑戦する意思を固めた日本ハム大谷翔平(23)について「素晴らしい選手。素晴らしい選手がメジャーに来てくれるのは、いつだって興味深いこと」と語った。AP通信が14日に報じた。

 新しい労使協定では、ドラフト対象外の25歳未満の外国人選手だと契約金が制限される。コミッショナーは「ある選手が今年来るか、(25歳になった)2年後に来るかより、しっかりとした長期的なシステムづくりに関心がある」と各国共通のポスティングシステムの構築に意欲を示す。

 日本とのポスティングシステムの改定交渉については、巨人の老川祥一オーナーが、日本選手がメジャー球団と結ぶ契約の総額に応じてメジャー球団が日本の球団に支払う譲渡金が設定される案などが出ていることを明らかにしている。コミッショナーは「肯定しないし、それについては何も話さない」とした。