メッツ戦に「1番左翼」で出場したマーリンズ・イチローは5打数1安打1打点。土壇場で勝負強さを発揮した。

 9回裏、3-4と1点差まで追い上げ、なお2死一、二塁の場面で中前へ抜ける同点適時打を放った。その後、マ軍は延長10回裏、サヨナラ勝ち。マッティングリー監督は「イチローはどんな状況でもいつも同じ。いつも素晴らしい」と、大ベテランの変わらぬ姿勢に感心していた。(マイアミ=四竈衛)