正式手続きを経てマーリンズの新オーナーとなるグループの1人、元ヤンキースのデレク・ジーター氏(43)が、マ軍レジェンド4人の解雇を求めた。マイアミ・ヘラルド電子版が報じた。

 解雇となるのはマ軍オーナー付き特別アシスタント4人で、殿堂入りを果たしているアンドレ・ドーソン、トニー・ペレス両氏と、03年にマ軍を世界一に導いたジャック・マッキオン元監督、「ミスター・マーリン」ことジェフ・コーナイン氏。いずれも球団に貢献をしてきたビッグネームたちだ。

 ジーター氏が「4人を解雇してくれ」と頼んだのが、すでに「来季は契約しない」と通達していたサムソン現社長。しかもマイアミ・ヘラルド電子版によると、サムソン現社長に4人の解雇を頼んだ理由が「自分ではやりたくないから」ということで球界に波紋が広がっている。