米大リーグ、マーリンズは3日、球団側に選択権があるイチロー外野手(44)との2018年の契約を更新しないと発表した。イチローはフリーエージェント(FA)となり、今後はマーリンズを含む全球団と交渉が可能となる。

 ヤンキースで長年プレーしたデレク・ジーター氏が最高経営責任者(CEO)に就任したマーリンズは、米メディアによると、1年200万ドル(約2億3千万円)で契約を更新できる権利があった。

 イチローは今季、現役最年長野手として主に代打で136試合に出場した。シーズン代打安打の大リーグ記録28にあと1本に迫り、打率2割5分5厘、3本塁打、20打点の成績。50安打を放ち、メジャー通算安打数を歴代22位の3080本に伸ばした。