米大リーグの球団幹部や代理人によるゼネラルマネジャー(GM)会議は13日、フロリダ州オーランドで始まり、複数球団のGMがポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明したプロ野球日本ハムの大谷翔平選手の獲得に前向きな姿勢を示した。

 大谷は25歳未満の外国選手扱いのため条件面が制約され、獲得競争では各球団の資金力の差が出にくいとされる。改正を協議中のポスティングシステムが発効されれば大争奪戦は必至とみられ、マリナーズのディポトGMは「素晴らしい才能の持ち主。他球団と同様に追い掛け続けてきた」と熱意を込めた。

 大谷が継続に意欲を示している投打の「二刀流」には、支援の声が相次いだ。パドレスのプレラーGMが「成功するための環境を整えたい」と言えば、ブルージェイズのアトキンスGMも「受け入れる準備をしたい」とアピールに躍起だった。