ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す日本ハム大谷翔平投手(23)の代理人ネズ・バレロ氏(54)が、大谷が入団した場合の利点などを書面で説明するように全30球団に要請した。25日のAP通信によると、24日に大リーグ機構を通じて各球団に伝えられたといい、英語と日本語の文書で返答してほしいと求めたという。

 バレロ氏が入団後の起用法などの質問に対する返答を文書で要求したことは、米国内で大きな反響を呼んだ。大リーグ公式サイトは「日本のスターが、ぴったりの所属先を決めるため全チームに質問状を送付」と報じ、ニューヨーク・ポスト電子版は「大谷のユニークな就活には、30球団へのクイズが含まれていた」と伝えた。米ヤフースポーツは「ユニークな状況下でのユニークな要求だが、ユニークな才能を持っているからこそ理解できる」との解釈を示した。