米大リーグ・エンゼルスのビリー・エプラーGM(42)が8日、日本ハムの栗山監督らに大谷翔平投手(23)の“取扱説明書”を直接取材した。日本ハムの2軍施設のある千葉・鎌ケ谷を訪問し、勇翔寮内で大谷、栗山監督らと約45分間会談。これまでのトレーニング方法などを熱心に確認した。球団編成トップの異例の来日には、メジャーで投打二刀流を成功させたいという本気度が垣間見えた。

<ニッカン予想大谷トリセツ>

(1)最高性能

【投手】

登板=24戦(14年)

勝利=15勝(15年)

防御率=1・86(16年)

奪三振率=11・19(16年)

最高球速=165キロ(16年)

【打者】

打率=3割2分2厘(17年)

本塁打=22(16年)

打点=67(16年)

出塁率=4割1分6厘(16年)

(2)スイッチの入れ方

 16年CSファイナルのソフトバンク戦で165キロを計測しました。「1番投手」で先頭打者本塁打を放つなど、要所での起用に対し最高のパフォーマンスで応えてくれます。

(3)故障かな? と思った時のメンテナンス

 昨年10月に右足首の手術を受けました。基本的に、無理をしてしまう性格なので、球団の方からブレーキをかけてあげてください。