エンゼルス大谷翔平投手(23)の3度目の先発登板は17日(同18日午前11時7分開始予定)の本拠地アナハイムでのレッドソックス戦に変更となった。先発予定だったロイヤルズ戦が寒さのために中止となり、スライド登板が決定。

 15日付のUSAトゥデー電子版によると大リーグ機構はロイヤルズ-エンゼルス戦を強行する構えだったという。大谷の登板でテレビ局FOXスポーツが全米放送に切り替えていたため、簡単に中止にはできない事情があった。だが、気温は氷点下0.6度、体感気温は氷点下8度で球場につららが張るほどの状況とあって、開始25分前に中止が発表された。

 この日は黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンがデビューした記念日だった。ロビンソンの背番号42のパーカを着た大谷は「なかなかその番号をつけて投げる機会はないと思うので、そういう意味ではすごく楽しみにしていた」と話した。