ドジャース前田健太投手の8勝目はならなかった。

 4回まで1安打に抑え4三振を奪う安定した投球で無失点だったが、3-0とリードを広げた直後の5回、1死からウィリアムズにスライダーを右翼へ運ばれるソロ本塁打で2点差となった。後続は連続三振に仕留めて立ち直り、4-1と再び3点差となった6回も2死から安打で走者を許したが無失点に切り抜けた。

 しかし7回、先頭のサンタナに左前打で出塁され、続くフランコに適時中二塁打を打たれて2点差とされた。2死まで踏ん張ったが、アルファーロに外角高めの速球を右中間へ運ばれる同点2ランを浴び、この回終了でマウンドを降りた。

 投球内容は7回96球を投げ、6安打4失点7三振無四球2本塁打で、防御率は3・27。勝敗は付かなかった。

 試合は4-4で延長戦に突入。16回裏1死一、二塁からプルーフにサヨナラ3ランが飛び出し、ドジャースが7-4で勝利した。