ブレーブスのショーン・ニューカム投手(25)が29日、10代だった2011年と12年に発信した人種差別的、同性愛者差別的、性差別的なツイートを謝罪した。

 この日のドジャース戦でノーヒットノーランにあと1歩と迫ったニューカムは、試合直後に「心底後悔している。無神経なツイートをすべて謝罪したい。6、7年前のことで、友人たちとばかなことを言い合っていた」と弁明。「何年も前のことで、ふざけていた。まったく悪意はなかった」と続けた。

 MLB機構は声明で、ニューカムが発したような不適切なコメントは許容されないと発表。社会的責任と多様性の受容に関する部門で副会長を務めるビリー・ビーン氏が同投手と面談し、アトランタのコミュニティの中で多様性を身につけるため適切なトレーニングを探っていくとした。

 ブレーブスはツイッターで「一連のツイートは人を傷つける、非常に残念なものだ。たとえ18歳、19歳のころのツイートだとしても、容認できるものではない。ショーンと共にコミュニティの傷を回復させていきたい」と述べている。