ヤンキース田中将大投手(29)の5年連続2桁勝利は、次回登板以降へお預けとなった。

 レンジャーズ戦に先発し、5回0/3を6安打6失点3四球2奪三振と痛打され、4月17日以来となる3敗目(9勝)を喫した。

 田中の連勝は「7」でストップした。

 3回までは、53球と球数を要しながらも1安打無失点と踏ん張った。ところが、4回表無死一塁から4番ベルトレに先制2ラン。1死後、6番グズマンにもソロ本塁打を浴びた。

 5回には、連続四球から2点適時打を許した。

 続投した6回表、先頭のグズマンに2打席連続アーチを浴びて交代した。球数は96球。防御率は、4・08。

 試合後の田中は「スプリットが全然コントロールできていなかったところが、大きな問題。そこを次回登板までに修正できればと思っています」と、冷静に振り返っていた。