ジャイアンツは11日、ホームでのパイレーツ戦を前に、通算762本塁打の記録を持つバリー・ボンズ氏(54)の背番号25を永久欠番とするセレモニーを行った。

 ジャイアンツで永久欠番となった選手はボンズ氏が10人目。

 ボンズ氏は大歓声とファンによる名前のチャントで出迎えられると、手を振り、両手を高く上げて拍手する仕草で声援に応えた。

 セレモニーにはボンズ氏の名付け親でもあるジャイアンツの偉人ウィリー・メイズ氏や、メイズ氏同様に野球殿堂入りを果たしたオーランド・セペダ氏、フアン・マリシャル氏、ウィリー・マコビー氏、ゲイロード・ペリー氏らが加わった。

 球場にはボンズ氏の母親と3人の子どものほか、メジャー数球団で指揮官を務めたジム・リーランドとダスティ・ベーカーの両氏も足を運んだ。現ジャイアンツ監督のブルース・ボウチー氏も姿を見せた。