ドジャースが前田健太投手とロス・ストリップリング投手の両右腕をブルペンに配置転換することになった。先発のアレックス・ウッド投手と柳賢振投手の両左腕が故障者リスト(DL)から復帰するため、現在の先発ローテーションから2人を外す必要が生じた。

 ウッドは内転筋の炎症で8月4日にDL入りしていたが、14日のジャイアンツ戦で登板の予定。柳賢振は鼠径部の故障で5月上旬から戦列を離れていたが、15日に登板の見込みとなっている。

 MLB公式サイトによれば、デーブ・ロバーツ監督は前田について「彼は大いにプライドと自信があり、我々もそれを期待している。だが、うちには多くの優秀な選手がおり、試合に勝つためにどうするのがいいか、考えなくてはならない。今、我々はそういう状況にある。彼は受け入れたが、自分は先発だと考えていると話してくれた。ありがたいことだが、今はこれが我々の取る道だ」と語った。

 ドジャースでは、クローザーのケンリー・ジャンセン投手が不整脈のため戦列を離れており、複数投手がクローザーの役目を担っている。ストリップリングは14日、前田は15日から救援として待機する予定。