エンゼルス大谷翔平投手(24)が、メジャー屈指の剛腕、アストロズのジャスティン・バーランダー投手(35)から、中堅へ14号2ランを放った。

0-4とリードされた4回裏無死一塁からの初球。外角低めに入る時速138キロのチェンジアップを、中堅やや左へ運んだ。

2回裏無死の第1打席は、カウント0-2と追い込まれながら、高めに抜けたチェンジアップを右翼線へ二塁打を放った。1死後、三盗を試みたが、タッチアウト。大谷にとっては、初の盗塁死となった。

6回裏無死一塁で迎えた第3打席は、カウント0-2から時速156キロの高めの速球に空振り三振を喫した。

大谷は、バーランダーに対し、5月16日の初対戦で4打数無安打3三振。7月21日の対戦で3打数1安打(二塁打)の成績だった。

投手が右腕オズナに代わって迎えた8回裏2死で迎えた第4打席は、腰付近へ死球を受けた。

この日は、3打数2安打2打点1死球。

打率は、2割7分4厘。

試合後の大谷は、本塁打の場面について「何とか食らいついて、打った瞬間は入るかどうか分からなかったので、何とか抜けてほしいという感じで走っていました」と振り返った。

試合は、エンゼルスが完敗し、5連敗を喫した。