ヤンキース田中将大投手(29)がメジャー1年目から5年連続となる2桁10勝目(5敗)を挙げた。

7回、96球を投げ7安打1失点。1回に1番打者から3連打で無死満塁。4番マルティネスの犠飛で1点を許したが2回以降は無失点。5回裏にトーレスが逆転2ランをプレゼントしてくれた。

7回には二塁打、単打、盗塁で無死二、三塁の絶体絶命の大ピンチ。それでも渾身の力で一ゴロ、連続三振で切り抜けた。

田中は7月31日のオリオールズ戦で9勝目を挙げたがその後5試合連続白星無しで足踏みが続いていたが「6度目の正直」でようやく10勝に到達した。

5年連続2桁勝利は日本投手ではドジャース、ヤンキースでプレーした黒田博樹以来、2人目。メジャー1年目から5年連続は田中が初めて。

田中は14年から13勝5敗、12勝7敗、14勝4敗、13勝12敗で今季がここまで10勝5敗。楽天時代を含めると3年目の09年から10年連続の2桁勝利となった。