5日に行われたブレーブス戦で、1-7と劣勢の状況から最後は9-8と試合をひっくり返したレッドソックス。この大逆転劇には地元アメリカの実況も「ありえない」とコメントしている。MLB公式サイトが伝えた。

レッドソックスは8回表、1-7の状況から一挙6点を加えて同点とすると、その裏に1失点するも、迎えた9回表にブランドン・フィリップス二塁手兼三塁手が値千金の2ラン。これで逆転すると、9回裏はクレイグ・キンブレル投手が抑え切った。

米テレビ局「NESN」の実況者デーブ・オブライエン氏も「ありえない」とコメントしたこの一戦で、レッドソックスはナ・リーグ東地区首位のブレーブス戦3タテに成功。先週にはマーリンズにリードされながら7回に11得点を奪う猛攻で最終的に14-6と勝利するなど、底力を見せている。

10月には、5年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指してポストシーズンに臨んでいるであろうレッドソックス。ファンは今、ベーブ・ルースの時代が再来したかのようなエキサイティングで成功に満ちたシーズンの目撃者となっている。