右肘靱帯(じんたい)に新たな損傷が見つかったにもかかわらず2本塁打を含む4打数4安打と大暴れしたエンゼルス大谷翔平投手(24)について、米メディアから引き続き打者としての活躍を望む声が続いている。6日付のロサンゼルス・タイムズ電子版は「エンゼルスは来季も、大谷の打者としての活躍が見込めるだろう」とし、ロサンゼルス市内の専門医の話として、DHなら手術から6カ月で復帰可能と伝えた。

CBSスポーツ電子版は、大谷が投手として今季登板しなくても「大谷は新人王の有力候補」との記事を掲載。ア・リーグでは他にヤンキースのエンドゥハー、トーレス両内野手が候補に挙がっているが、大谷の成績は他候補と比べても遜色ない。しかし打者としての出場試合数が少ないため「投票者が出場数をどれだけ重視するかにかかる」としている。