エンゼルス大谷翔平投手(24)が7日(日本時間8日)、MRI検査で右肘内側側副靱帯(じんたい)の新たな損傷が判明して以降初めて、本道陣の取材に対応した。

大谷の一問一答は以下の通り。

-診断後、打者として出場を続けた。どのように気持ちの整理をしたか

いくつかある選択肢の中の1つをとって、今のところ打者として、十分仕事ができるという判断だったので、その日も行きましたし、その日の打席も特に変わることはなかった。しっかりできることを1日1日やってきたつもりので、特に変わらず試合に入れた。

-検査の結果を受けた時の率直な感想

(異常)なしならなしで、そのまま投げるだけだと思う。あったらあったで(次の)登板がなしになって、(10日、本拠地に)戻ってから話し合いになるんじゃないかなというのは、普通に考えたら分かることなので、特に驚くというか、予想の範囲内だったなというか、そういう感じ。

-手術以外の治療を提案されたことはあったか。今後、何を大事にして決断をしていくか

球団との話し合いはまだしていないので、今はそこまで詳しく、どうするというのは決まってない。いくつかある選択肢の中で、1個1個、自分がもしステップを踏んだとして、この先どういう良いこと、悪いことがあるのかっていうのを把握できていれば良い。

-前回の登板でも右肘に張りがあると言っていた。ケガをした6月6日のロイヤルズ戦後と同じような張りだったのか

日数がたっても(張りが)抜けなかったので、一応検査をしてみようかという感じではいた。結果的に炎症が起こっていたので、とりあえず次の登板はなしということで、アナハイムに戻ったあとに、ミーティングをして、今後の方針を決めようという感じ。

-スイングは今まで通り出来るという状況

やっている感じもそうですし、感覚的に影響はないのかなと思っているので、医療スタッフの方の判断もそうかなと思います。

-いくつかの選択肢がある。選ぶに当たって、悩んでいるか、それとも気持ちは固まっているか

直接、医師の方と球団の方と話していないので、自分だけで決めることではないですし、今後のチーム方針にも関わっているので、今の段階で言えることは特にはないかなと思います。

-選択肢は自分が考えたものか、それともチームから提案があったのか

提案があるというのは医師の判断なので、決めるのは僕次第ですし、その判断を月曜日(日本時間11日)にするという感じ。

-チームメートや日本人メジャーリーガーから連絡などはあったか

いろんな方から連絡はもらうんですけど、ありがたいなと思いますし、何かあったら全然相談してくれていいよという感じで言われるので、すごく心強い。まだ自分の進む形がないので、それを月曜日に話して、固まったら、それは経験している方に聞くっていうのは良いことかなと思う。

-日本人メジャー1年目で最多タイの18本塁打。残るシーズンで打者として、どうやっていきたいか

やれることを打席の中で1回1回やっていきたいと思っている。今シーズンも残り少ないので、1日1日を大事にやっていきたいなと思ってます。